通貨
概要
初期設定では、通貨は日本円で表示されます。 環境変数で指定することにより、任意の通貨記号・フォーマットで表示することができます。
通貨表示の切り替え
環境変数でロケール/通貨コードを指定し、通貨表示を切り替えることができます。
EC-CUBEのルートディレクトリ直下に、.envファイルを作成し、ECCUBE_LOCALEおよびECCUBE_CURRENCYを設定します。
//.env
ECCUBE_LOCALE=en
ECCUBE_CURRENCY=USD
環境変数設定後、画面をリロードすると、通貨表示が切り替わります。 キャッシュの削除を行う必要はありません。
※ 通貨記号・フォーマットを切り替える機能であり、為替レートの計算は行いません。
PriceType
金額の入力項目について、MoneyTypeを拡張した、PriceTypeを実装しています。
PriceTypeはECCUBE_CURRENCYの設定値にもとづいて、scaleを動的に判定します。
例えば、JPYが指定されている場合はscaleは0です。 USDであればscaleは2が設定され、小数点2桁まで入力が可能になります。 ※scaleを超える値を入力した場合は四捨五入されます。
以下は、ECCUBE_LOCALE: en, ECCUBE_CURRENCY: USDの設定時の表示です。

priceフィルタ
twig上で金額を表示する際は、priceフィルタを利用することができます。 通貨の表示文字や表示方向を制御してくれます。
以下のように使用します。
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